2010年7月1日木曜日

デザインコンセプト特別講義 6月16日 小林茂

IAMASの小林茂さんによる大学院特別講義が始まります。ICCでの展示やGainerについての紹介。making things talkprototyping labo, arduinoMacには、Pocket wifiのWEPパスワードは使えないのか?やってみなきゃわかんない、という経験がフィジカルコンピューティングやGainer, Arduino, funnelにつながっている。Priusの起動は、キーをまわすことではなく、POWERボタンを押すこと。小林さんが最初に乗っていたのは、マイコンが搭載されていないような車だった。MINIXerox Alto ハードは古びているが、UIなどはいまとほとんど変わらない。Arduinoの流儀 プロトタイピング いじくりまわす パッチング サーキットベンディング キーボードハック今日のスライドは、あとでもらえるそうだ。ありがたい。昔の電気工作は、仕組みが単純だったので、分解しても中がわかった。いまのiPhoneは複雑になっているので、分解しても中身がわからなくなってきている。そういうことで、いじくりまわす、ということが大事になっているのではないかと思う。Mountain Guitarの紹介。コンセプトだけならきれいなカタチでおさまったと思うが、実際につくるとなるとかなりダーティな感じになる。最初のアイデアは単純だが、具体的につくることで、おもしろいものになっていく。アイデアスケッチには、ルールがある。輪郭にはサインペン、インタラクションの部分には赤などの色をつける。そうすることで、スケッチのレベルを平均化することができる。ビデオスケッチ スタイルフォームでカタチをつくり、アクティングアウトに近いカタチでビデオを撮る。音はあとでつける。技術的な裏付けも一応はとってある。見た目の美しさはムシして、スケッチをする。思いついたアイデアをスケッチしてみて、試すことが大事。ハードウェアスケッチ: プロダクトデザインの人からすると、見た目はありえないが、インタラクションの確認をするのが、目的なので、構わない。bill buxtonのdesign funnel(sketing user experiences P.138)アイデアを捨てることの重要性。明らかに失敗のプロジェクトでも、プロジェクトがすすでいるとなかなか捨てられずに、失敗する。プロトタイピングが注目される理由: Wicked problemを解くtinkeringの実践としてgiovanni sacchiというモデラーの話。自分でつくれる3Dプリンタ CueCake CNS($750)オープンソースがキーワード それがハードウェアまで浸透しようとしている。オープンソースハードとしてのFunnel IO. 小林さんがデザインしたものが中国人の手によって、ローカライズされている。クリエイティブコモンズプロトタイプの先にあるもの 大量生産ではなく、個人が電子機器をつくれるようになる。Gainer, Funnel, Arduinoなどによって個人がチューニングして、電子機器のデザインを行うことができるようになる。自分のほしいものは自分でつくる!!という考えが広まる。日経エレクトロニクスの1000号特集では、誰でもメーカーになりうるのではないかということが書いてあった。21世紀のプロダクトに必要なもの: embeddedからsemitran...21世紀は「人々とともにデザイン」Japanino(大人の科学マガジン vol.27)小林さんの講義で紹介していただいた、大人の科学マガジン Vol.27(8ビットマイコン) http://amzn.to/cNJaXhボードをPCにつなぐタイミングは重要らしい。IAMAS小林茂さんによる大学院特別講義は終わりました。僕は懇親会には出ずに、六本木のAXISで開かれる石井裕さんの講演に向かいます。

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