とあるメーカーのショールームに行って愕然とした。他のメーカーで売れたデザインのモノマネばかりでオリジナリティのあるものが全然なかった。しかし、売り上げは悪くないので、現状では問題がなかった。そのメーカーに提案を行ったときの話。
営業ががんばって売っているので表面上問題はない。しかし、モノマネ製品ばかりつくるところだとユーザーに思われるのでは、長期的にはブランドとして問題になってくる。提案を行うためにキーワードを考えた。
- 「デザインで¥1,000儲ける」
- 「High design, High value」
儲かっている現状からさらに1,000円利益を上げる提案では、がんばっている営業も文句が言えない。現状で売れているものは、他のメーカーのモノマネ製品なので、いろいろなところでムダが多かった。1,000円の違いは、製造工程で生まれていた。そこで中身の機構は同じで、外観のパーツを変更した。
- 7つの外装パーツを3つに削減
- カラーバリエーションを5つから3つに減らして効率化
さらに、他のメーカーの製品で事故が起きた直後だったので、その事故が起きないようなことも考えてデザインに反映させた。その結果、1,000円儲けるデザインが実現して、実際にたくさん売れた。
- ミッションは何か?
- 顧客は誰か?
- 顧客が求める価値は?
- 成果は何か?
- 計画は?
今日のミッションは何か? ということを考えて毎日行動する。
ブレストなどのさいに、言葉が70%くらいしかわからなかった。平田さんは、残りの30%を自分の想像力で補い、得意のデッサンでアイディアを視覚化していった。
仕事がほしいときは、自分からアプローチする。そのとき、お土産のアイディアを考えていく。Designのプライオリティは低い。「デザインで¥1000儲ける」のようにキーワードに力を尽くす。
自分が行きたい企業に対するデザインの提案を考えてくる。5分のプレゼンができるように、キーワードとスケッチを用意する。
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