2010年6月1日火曜日

横溝先生の講義 フセインチャラヤンからアクセサリー

千葉工大と多摩美を比較したプレゼン終了。横溝先生による講評。artとscienceを繋ぐハイブリッドな考えが必要。art and scienceがいいのではないか? ないものを追求するのではなく、相手が既に持っているものと自分たちの持っているものを掛け合わせて、新しい考えを生み出すことが必要。 プレゼン終了。俯瞰して、日本社会全体として、千葉工大のデザイン科学科はどういう位置づけなのかということを考えて、そこから問題にフォーカスするといいとアドバイスを頂いた。 眠い。プレゼンするには照明を落とさないといけないのだけど、そうしないでプレゼンする方法ってないのかな? その方法を考えられたら、結構すごい気がする。 デザインの役割とは、という話に発展。先生は、デザインはハブになることである、と捉えている。ある院生は、デザインとは、すべてを包括する存在がデザインであると捉えている。 イタリアでは、優秀なデザイナーのことをprogetistaと呼ばれる。 デザインとは、枠組みづくりができること。 大学のパンフレットには、いろんな学科の紹介が載っているが、そのすべてにデザインという言葉が入っていた。その中で、デザイン科学科にしかできないことは何なのか。高校生がわからない。 学部の頃は、教授は学生から何かを学ぼうという姿勢はほとんど感じられなかった。院生のいまは、先生が講義を通して何かを学ぼう、という姿勢がすごく感じられる。この差が与える影響は、かなり大きいと思う。 媒体は、accessory. 課題を解決するものではなく、課題を知らしめるものをつくる。 いいAccessoryがつくれたら、Milano salone2011, Tokyo Designers Blockで展示、販売するかもしれない。 風土、土壌、コンテクストが見えるアクセサリーかつ売れるものをつくらないといけない。この課題は、おもしろすぎるw 上限は3000円くらいでつくる。 アクセサリーを通して伝えたい意味的価値をチーム内で共有する。自分たちはテーマを通してこういう価値を提供して、社会にこういう価値を提供したいということを考えてくる。身につけたときの印象やそこからどう広がるかも考える。 どろだんご。小さな価値観の共有が包括した価値として繋がってくる。 解決すべき課題を語ってくれるアクセサリーをつくれということかな。 どろだんごは、ものづくりの楽しさを思い起こさせてくれる抽象的な概念。本来のもの作りの楽しさを取り戻して、社会へ巻き込んでいく。知りたいと思ったら、語ってくれるものでないといけない。

0 件のコメント:

コメントを投稿